感謝碑除幕式など計画進む / 田内千鶴子生誕110周年記念

田内千鶴子生誕110周年記念事業として進められる「木浦市民の皆様ありがとう」感謝碑建立、木浦コンベンション実行委員会が3月29日、東京・淀橋教会で開催され、感謝碑除幕式に日本から1000人の参加団を募集し、参加することを決めました。

当日は、勝山健一郎師(大島シオン教会牧師、江東区牧師会)のお祈りで始まり、峯野龍弘師(淀橋教会牧師)、高田義三師(ニュージーランド大阪教会牧師)がそれぞれメッセージ。小田彰師(ライトハウス田園調布チャペル牧師)が日韓交流音楽祭への期待を述べました。

あいさつに立った田内基理事長は、「母が戦後間もない反日風潮の強かった時代に韓国・木浦で3000人以上の孤児を育て、『韓国孤児の母』と呼ばれるようになったのは、田内千鶴子を守り続けた木浦市民たちの存在があったからこそでした。生誕110周年を記念して、田内千鶴子と木浦共生園を守った木浦市民たちへの感謝の心と言葉を伝え、木浦市民への感謝碑を建てることで、かつてここに日韓の愛と信頼と和解があったことを記憶し、未来に残そうと考えています」と語りました。

淀橋教会で行われた東京の実行委員会の様子

実行委員会に集まった皆さん

 

続く4月11日には大阪のVIP関西センター(北浜)で関西実行委員会が持たれ、高田義三師を中心とする聖職者や音楽関係者ら20数名が参加しました。
村上好伸師(カリスチャペル牧師)のお祈り、藤森真人師(ニュージーランド大阪教会牧師)の司会で会は和やかに進行、自己紹介では「韓国には何度も行ってます」「田内千鶴子の生涯には感動しました」等、今回の企画を歓迎するコメントが続きました。

田内千鶴子が最初に共生園を訪れたのは音楽奉仕のボランティアとしてでした。「田内千鶴子のありし日の写真を見ると、若い時教会で伴奏している時が一番幸せそうでした」と理事長。

大阪の実行員会で挨拶する田内理事長

大阪の実行委員会に集まった皆さん
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